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アントニ司教「人を異端と呼び 拷問し 殺すなら その理由に正当性があるのかくらいは自分で調べろ 行動に責任を持て。」
アントニ司教「まぁもし 万に一つ 大地が実際に動いてるとしても その前提で聖書を読み直し 再解釈に勤めるのが我々の役目だがな 新しい意見や発見を拒絶するのではなく 検討してより聖書への理解を深める そういう姿勢が今信仰に最も必要なんじゃないか? それにむしろ 太陽が中心であるという地動説の考えは 三位一体の自然学的な裏付けとも捉えられる これは神学的にも神を称える素晴らしい 気づきかもしれんぞ。」
アントニ司教「あるところに 宇宙論に特別厳しい権力者がいて 運悪く 彼の管轄内で地動説を研究した者たちが異端者の烙印を押された 人々は地動説は禁忌だという物語を信じるようになった そしてその汚れ仕事は修道会出身の通常の異端審問官ではなく 外部の者 つまり傭兵上がりの君に委託された もしそうだとしたら この騒動は教会や人々の信仰を守る聖戦などではなく 一部の人間が起こした ただの勘違い だったということになる。」