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ラファウ「信じて 間違ったらどうするんですか？」
フベルト「 構わない 不正解は無意味を意味しない。」
フベルト「神が作った この世界は きっと何よりも美しい それを知るのに盲信 も金銭も地位もいらない 知性だけ携えて私のこの小さな頭蓋の中で 神の偉業を理解してみせる 故に 私は聖書ではなく自然を読むのだ。」
ラファウ「そんな人生 怖くはないのですか。」
フベルト「怖い だが怖くない人生などその本質を欠く。」
ラファウ「申し訳ないが この世はバカばっかりだ でも気づいたらその先頭に 僕が立ってた本当の僕は精練でも 聡明でも謙虚でも有力でもなく 横柄で傲慢で軽率で無力でそして今から地球を動かす。」
ノヴァク「我が子への愛が私の生きる理由です あの子には辛い思いをしてほしくない だからこの世の平穏を乱すような研究は見過ごせない 正直 私は世界や人類を守ろう なんて大それたことを思っちゃいない けど 家族 友人の日々の信仰や生活を守るためなら何だってする。」
ラファウ「言葉では何とでも言える 嘘ほど便利なものはない 培ってきた合理的判断力によりトラブルは回避するのだ そうだこれでいい 神学で入学しても あとで天文に編入できる 大学に行けなくなる方が 本末転倒だ。」