雑記帳

チ。 ―地球の運動について― 第18話

2025-02-01 16:59:36
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ドゥラカ「あなたたちの 典型的な思考だ 自分たちは理性的で勝っていて他者は未開で劣っている 正しい方へ導くと言いながら 実情は他者を拒絶し続けてる 私たちだって 何世代も前から改宗してるのに 未だに差別される その態度って聖書の教えに反するんじゃないですか そんなことしてるから 教会の分裂が進む。」

ドゥラカ「それに第一 稼ぐのに金は大して重要じゃない 金だけあっても減るだけで増やせない だから金そのものを探すのは得策じゃない 金が欲しかったら重要なのは生産。」

シュミット「成長しよう発展しようという考えがそもそも不自然なのだよ 必要な時に必要な分だけその場で作る 十分ではないか 不自然に 楽をしたいから人は争う 世界は混沌とする。」

シュミット「なぜ出てこない 君はこの荘厳な曙光を前に何も感じないのか?」
ドゥラカ「感じますよ 苦痛を。」

シュミット「今我々の世界では情報は監禁されている 権威による本の検閲から始まり 共同体での相互監視 果ては自ら恐れ忖度し口をつぐんでいる 情報の自由度が社会の自由度につながる 大昔 アカデメイヤでは思想の違うプラトンとアリストテレスが同居していた そういう開かれた場で多様な意見が集まってこそ 理性は磨かれる。」
「情報を開放し 自由を与えるのが重要というわけだ。」

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ろく